犯罪や事故の被害にあわれた方は、次のように感じられることがあります。
- 回復はしない。何をしても無駄だと思う。
- 周りの人は何もわかってくれない。
- 笑ってはいけないと思ってしまう。
- 乗り越えられたような気がしたが、また後戻りしてしまった。
回復へ向けて、将来に向けて行動できるまでにはたくさんの時間が必要かもしれません。無理をせずに、今のあなたの気持ちを大切にして過ごしてみてください。
二次被害
身体や心、財産等に直接受ける被害だけでなく
あなたは今、「二次被害」に悩まれているかもしれません。
捜査や裁判の過程で、被害状況等を繰り返し説明しなければならないことが負担となったり、日常生活で周囲の人から受ける視線や言葉によって傷ついたり、様々な苦痛を感じられることがあります。
目に見えない「心」の調子
ご自身でもよくわからないことも
身体と同じように心も調子を崩します。
心が大ケガをしても、疲れてぐったりしていても、目に見えません。周りの方々にも伝わらないため、あなたが辛い気持ちになることもあるかもしれません。
回復への手がかり
試してみると助けとなることがあります
- 自分自身の気持ち・感情や体の感じを、そのまま言葉で伝える
- 日記や紙に、自分の思い・感じを書いてみる
- 今後の手続きなどについて知る
- 誰かに助けてもらう、必要な援助を使う
- 親しい人や社会との関係を、できるだけ続ける
- 目の前の、やれそうな小さな目標をたてる
- 被害を乗り越えたときの自分を思い浮かべる
[ご参考]被害者保護のための法制度や裁判の流れなど
くわしくはこちら
不安なとき、支援センターへお電話をしてみませんか?
お気持ちの整理・感情を受けとめるお手伝い、事件・事故後の具体的な手続きなどのご相談にも応じます。
相談は無料、秘密は厳守します
※通話料がかかります
時間外対応や面接相談について
警察署や裁判所などの対応に、お困りではありませんか?
「直接支援」や弁護士・臨床心理士など専門家による面接相談のご希望についても相談専用
099-226-8341へご連絡ください。(通話料がかかります)