子どもが被害にあった場合、また身近な人の死に直面した場合には、次のような点に気をつけて対応する必要があります。
また、子どもが事件や事故、死についての質問や話をしたがるときには、しっかり向き合って応えてください。
- 被害がたいしたことではない、明るい様子である
ふれられたくないという深い悲しみが隠されています。 - 感情を遊びの中で表現する
言葉で充分に表現できない場合には、遊びが大きな役割をします。
遊びを止めたり、嫌がるのに無理に遊ばせたりしないでください。 - イライラしたり、気持ちが不安定、感情的になる・泣き叫ぶ
大人でも同様で、特別なことではありません。それだけ傷ついています。
その気持ちを受けとめて、話ができるときはしっかり聴いてください。
子どもの回復への手がかり
次のようなことに心を配ることが、回復への手がかりとなることがあります。
一緒にいる
抱きしめる
肉親の死など
事実を伝える
葬儀や法要に参加させる
自分の気持ちに向き合うこと、今すべて理解できなくても本当のことを知ることは、回復していくためにも必要です。
死について説明することは、子どもを傷つけることにはなりません。少しずつ伝えてもかまいません。葬儀や法要、お墓参りなどは、死を乗り越えていくために大切なことです。
あなた自身も大切に
周囲の人の不安や悲しみに反応して、子どもが不安定になることもあります。
あなたご自身の心やからだの様子にも目を向けてください。
当センターは、犯罪や交通事故等の被害にあわれた方だけでなくそのご家族・ご友人などへの支援も行います。ご自身のためにも、ぜひ当センターをご利用ください。
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